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本物の”コードバン”素材とは。

コードバン 本当の意味での”コードバン”素材とは、単に”馬革”という意味ではありません。 もともとはヨーロッパの農耕馬から取れる”臀部の革”・・しかもその一部の良質な革を 「コードバン」と呼んでいました。”コードバン”が耐久性に優れているのも、日々力仕事 をしている農耕馬だからこそなのかもしれません。


ただ、現代ではヨーロッパの農業も近代化。農作業はトラクターなどを活用することが 当たり前となり、”農耕馬”自体が減少してきました。今では大半の農耕馬が実際に 農作業をするためではなく、食肉用として畜産されているものとなっています。



あくまでも”食肉用”の農耕馬の副産物として”コードバン”が存在しているため、 食肉の需要減少に伴って、年々コードバンの生産自体も減少傾向となっています。 そんな状況もあってか、”食肉用農耕馬”の代用馬から生産されるコードバンも少なからず 存在しているようです。

”コードバン”の特徴

そもそも多くの”革”は、「床」と呼ばれる基盤の上に「銀面」と名づけられた表革が 張付いている2層構造となっています。 それに対して、”コードバン”は「床」であるコードバン層のみを使用する単層構造をもった 革素材となっています。


ここで表した”コードバン層”とは「コラーゲン繊維が整然と縦に並んでいる」のが 特徴です。一般的な皮革はコラーゲン繊維が絡み合いながら横に走っているので構造的にも 大きな違いがあることになります。この コードバン層はコラーゲン繊維の断面が表面組織として現れているため、とても綿密であり ・・それが革の耐久性の高さとなっているのです。